「せっかくの人生、後悔したくない」
誰もがそう思うことはあるでしょう。

では、どのようにしたら後悔のない人生を歩めるのでしょうか?

そのカギは、自分らしく生きているかどうかにかかっているような気がします。

他人の人生ではなく、自分の人生を生きる

そのためには、ちょっとしたコツがあります。
自分らしい人生を生きるための5つのコツについてみていきましょう。

自分を大切にする

これは、自分らしく生きるために最も大切です。

とはいえ、漠然と自分を大切にするといっても分かりにくいかもしれません。
具体的には、自分の気持ちや感情を大切にするということです。

「自分がどう感じているのか」ということに注意を払い、
可能であれば、自分が望んでいる通りの行動をしてみましょう。

簡単そうに感じるかもしれませんが、意外と難しいものです。
特にまじめな人はそうかもしれません。

これは多分に小さいときに作ってしまった思い込みによるものです。
わがままを言わない、いい子でいるように自分を抑えることを身につけてしまったのです。

自分がどう感じているのか、どうしたいのかに意識を向けるようにしましょう。

とりあえずやってみる

「とりあえずやってみる」というのは、
興味を持ったことにいろいろチャレンジしてみるということです。

そもそも、興味を持つということは
それを成し遂げられる可能性があるということです。

まったく可能性のないことは思いつきもしないでしょうし、
思いついたとしても興味なんてもたないでしょう。

まるっきり可能性がないものは、自分と全く関係のないところにあります。

「とりあえずやってみよう」と思うことで、
自分の中で失敗を許容し、失敗したとしてもそれを糧にするという前提ができます。

チャレンジの回数が増えますから、当然、成功する可能性も高くなります。

完璧に準備してから始めようとすると、新しいことはいつまでたっても始められません。

場合によっては、準備している間に機会を逃すということもあるでしょう。

「とりあえずやってみる」ということには、
「やりながら考える」ということが含まれます。

やってみないと分からないことは結構あります。

「やりながら考える」ということなしでやるのは、
次に活きることがない、単なる素人が行うばくちのようなものです。

小さなことでもいいので、思いついたことをやってみましょう。

どんな自分にもOKを出す

誰にでも自分の中にコンプレックスはあるものです。

そして、ときとして、そのコンプレックスが表に出ないように自分を制限します。

自分自身が欠点だと思っていることの裏側には自分の長所が隠れています。

欠点を出さないように抑圧していると
自分の長所も抑圧してしまったり、
自分が頑張って抑え込んでいるものを平気で表に出している人をみるとイライラしたり
ということが起こってきます。

どんな自分にもOKを出せるようになると
心が軽くより自由になります。

自分が本当に望んでいるものを明確にする

欲しいと思っているものは、自分が本当に望んでいるものなのでしょうか。

意外と、親の価値観や周囲の影響を受けてほしいと思っているだけ
ということもあります。

場合によっては、本当に欲しいものを手に入れるための手段を
本当に欲しいものと思っているということもあるでしょう。

ありがちなのは、家族で楽しく暮らすためにお金が欲しい
と思って、家族と過ごす時間を犠牲にして働く
というパターンです。

本当に欲しいものは家族で楽しく過ごすことのはずなのに
いつの間にかお金が欲しいことにすり替わってしまっているのです。

そのため、本当に欲しいものを犠牲にして、
それを得るための手段としてやっていることを
欲しいものと勘違いしているのです。

時間をとって、自分が本当に欲しいものはなんだろうと
自分に問いかけてみましょう。

楽しいからやるを意識する

楽しいからやるというのは、自分を喜ばせるために行動しているということです。

それだけ、自分を大切にしているということを行動から実証しています。

それが、「●●しないといけないからする」だと、
義務感からするということになります。

自分では、そういう意識はなかったとしても、
その言葉の裏には「やりたくない」という気持ちが隠れています。

そのためか、やりたかったはずのことが、「●●しなきゃ」と思ったとたんに
それほど楽しくなくなるというのは、よくある話です。

「●●しなきゃ」と思ってしまう背景には、
人に認められたいだとか、
人から非難されたくないという気持ちがあります。

基準が自分ではなく、他人からの評価になっているということです。

楽しいからするを意識して、可能なものは行動してみましょう。

まとめ

自分らしく生きる5つのコツについてまとめてみました。

特に不満はないけれど、なんとなく物足りない
人と会うと疲れてしまう
などがあったら、もしかしたら本来の自分らしさからズレているのかもしれません。

自分らしく生きるというのは、簡単なようで慣れるまでは難しいものです。
焦らず、一歩ずつ本来の自分に近づいていきましょう。

参考)
・自分らしく生きるー自分を知る11の質問ー
・自分自身について知る5つのメリット
・自分らしく生きるためにやめた方がよい7つのこと